身分証明書なしでお金を借りることはできる?
通常、カードローンやキャッシングの申し込みをする際には身分証明書の提示を求められます。その身分証明書として最も利用されているのは運転免許証です。
しかし、運転免許証を持っていない人もいます。そうした人たちはパスポートや保険証などの提示が求められます。
では、何らかの理由で身分証明書を提示できない場合、それでもお金を借りることは可能なんでしょうか?
先に結論を言っておくと、ヤミ金以外から身分証明書なしでお金を借りられる可能性はありません。
キャッシングに身分証明書が絶対に必要な理由
貸金業者は、「個人信用情報」として、運転免許証の番号(交付を受けている場合)や本人確認書類の記号番号を指定信用情報機関に提供しなければならないと法律で定められています。
したがって、キャッシングに申し込んだ際、申込者は貸金業者から身分証明書の提示を必ず求められます。
これが、絶対にヤミ金以外の正規の貸金業者から身分証明書なしでキャッシングできない法的な理由です。
もっとも、こうした法的な理由によらなくても、普通に考えれば本人の確認が取れない人にお金をかすことは無いはずです。
まして営利目的の企業がそんなことをするはずは無いことは言うまでもありません。
身分証明書一覧
下記は身分証明書として利用できる可能性のあるもの。
太字のものは一般的にキャッシングの身分証明書として利用されるものです。
その他のものは利用可能かどうか随時確認する必要があります。
場合によっては利用できるかもしれません。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 小型船舶操縦免許証
- 動力車操縦者運転免許証
- 船員手帳
- 海技免状
- 耐空検査員の証
- 航空従事者技能証明書
- 運航管理者技能検定合格証明書
- 猟銃・空気銃所持許可証
- 教習資格認定証
- 宅地建物取引士証
- 無線従事者免許証
- 警備業務検定合格証明書
- 電気工事士免状
- 認定電気工事従事者認定証
- 特種電気工事資格者認定証
- 戦傷病者手帳
- 身体障害者手帳
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険被保険者証
- 介護保険証
- 年金手帳
- 外国人登録証明書(在留カードへ、特別永住者証明書など)
- 学生証
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 管理業務主任者証
- 労働安全衛生法による免許証
- 労働安全衛生法による技能講習修了証明書
- 技能士カード
- 技能士手帳
- 銃砲所持許可証
- 国際運転免許証
- 警察手帳や消防手帳、国家公務員ICカード身分証
- 職員証・社員証
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 納税通知書
- 公共料金(電気・ガス・水道・固定電話など)の請求書・領収書
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