キャッシング体験談その２〜借入残高３０万円の林さん（２８歳）のケース
キャッシング歴３年で現在の借入残高は３０万円ほどという林恵美さん（仮名）２８歳にキャッシング体験談を聞きました。
林さんは現在独身で、東京都下でアルバイトとして事務の仕事をしながら一人暮らしをしている。
月収は約１４万円ということで収入は決して多くないが、一人暮らしをしたり、友達と遊んだり、やりくりをしながら明るく暮らしているという話を聞かせてくれた。
節約しながら楽しんでます
「今だいたい３０万円くらい借りています。毎月の返済額は１万円ですね。結構厳しいですけど何とか返してます。厳しいですけけどね〜！」
アルバイトとして事務の仕事をしている林さんの今の月収は約１４万円。
そこから家賃、光熱費、食費、携帯代など毎月必ずかかる必要経費を引くと残るのはわずかの金額でしかないはず。
そこから１万円の返済をするのはきっと大変なことでしょう。
「できるだけお金を使わないように、もうホント色々節約していますよ！
無いものはしょうがないですから。ははは。」
林さんはとにかく明るく話してくれる。
「でも今の時代みんなお金ないですから普通ですよ〜。
お金使わなくても全然やっていけますから。私なんかまだマシなほうですよ。
一応仕事もしてますし、あんまり欲しい物とかもありませんから。
きっともっと大変な人いっぱいいると思いますよ。」
「洋服はフリマとかファストファッションのお店とかで買えば安く済みますし、自炊して昼もお弁当と水筒持参ですよ！
飲みに行ったりもあまりしません。
飲むときはみんなでコンビニでお酒を買って、そのままコンビニ前で立ち飲みしたりします（笑）」
「特は趣味というものはないけど、誰かの家に集まってみんなでご飯を食べるのが一番楽しいです。」
人生は一度きりだから大切なものにはお金をかけたい
とにかく明るい林さんが初めてキャッシングしたのは３年ほど前だそう。
「当時、友達の結婚式とか旅行とかが重なっちゃって、どうしてもお金が足りなくなっちゃたんですよね。
だからちょっと借りちゃおうかなって。今考えると軽い気持ちでしたね。
それで、ネットで色々調べて○○（大手消費者金融）で借りることにしたんです。
少しは抵抗もありましたけど、どうしても必要でしたから。
それに、友達たちの結婚式は一生に一度のものですし、旅行もその時にしか行けないものでしたから、どうしても行きたかったんです。」
「人生一度きりですから、本当に大切なものにはお金をかけたいと思ってます。
いざという時のためにと思い、ほんの少しは貯金もしていましたが、それじゃあ全然足りなくて（笑）。」
林さんは、行き過ぎたギャンブルやショッピングにはまるのでもなく、日々の生活苦からでもなく、回避することも可能な突発的な出来事によってキャッシングを始めた。
それは、普段は節約しながらも、使う所にはちゃんとお金を使うという現代の賢い消費者像そのもののようにも見えるが、林さんの場合はそれに必要なまとまったお金が少し足りなかったということになるのだろう。
そして、お金がないことを理由に結婚式や旅行をキャンセルすることもできたはずだが、林さんは何とかお金を作って参加する方を選んだ。
それについて、いま後悔しているか？と聞いたら。
「後悔は全くないです。もしあの時、友達の結婚式や旅行に行ってなければ、それこそ今後悔していたと思いますよ。
まぁその前にちゃんとお金貯めておけっていう話ですけど（笑）。」
さらに、足りないお金を親や友達などに借りることはできなかったのか聞いてみると。
「あっ、それは無理です！絶対無理！親も余裕がありませんし、友達ももちろんお金なんかありませんよ。」
林さんの性格なのか、そこに悲壮感などは全くなく開けっぴろげで明るい雰囲気がある。
最後に今後の返済計画や将来について聞いてみた。
「ある程度返済したところで、また大きなイベントがやってきたりするので、そこでまた借りてしまいます（笑）。
だから今はあまり借金は減っていません。
でも元々お金はあまり使いませんから、いずれ返せると思います。
将来は、あまり想像できませんけど、今のまま楽しくやっていけたらいいなと思っています。」
林さんは将来に対して特別明るい希望を持っているようには感じられないけれど、しっかりと地に足の着いた堅実な生活を送るで明るい女性という印象。
まさに今の２０代の女性の典型的なタイプなのかもしれません。
その性格から考えても、今後さらにキャッシングを重ねて借金が膨らんでいくという姿はあまり想像できませんでした。
現在の借入残高が３０万円ということで、収入に対して少し多い気もしますが、生活の中で突発的に足りなくなったお金をキャッシングをうまく利用してまかなうという、キャッシングとの賢い付き合い方を実践している方とも言えるかもしれません。
